はじめに

こんにちは!

きものかく勇です。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて皆様は、お振袖に描かれた柄の一つ一つに意味が込められているのを知っていますか?

お振袖を選ぶ際に柄は重要な要素の一つになります。

柄の意味を知れば、お振袖選びに悩んだときの助けになるかもしれません。

本日のブログでは、お振袖の柄の種類と込められた意味をご紹介いたします。

振袖の柄の種類

お振袖の柄は大きく分けて古典柄、新古典柄、モダン柄の三種類に分かれます。

それぞれの柄に個性や特徴があり、どれも人気の柄ですが、なかでも最もスタンダードなのが古典柄です。

伝統的なデザインである古典柄は縁起が良いとされているため、古い時代からお祝いの場で使用されてきました。

古典柄のお振袖に使われる伝統的な文様の一つが吉祥文様と言われるものです。

吉祥文様とは、長寿や健康などを象徴する動植物を描いた文様の総称です。

縁起物として、お振袖だけでなく帯や器、工芸品などに描かれることも多くあります。

吉祥文様①植物

・松竹梅

代表的な吉祥文様の一つである松竹梅。

四季を通して常緑を誇る「松」、天に向かって強くしなやかに伸びる「松」、春に真っ先に美しい花を咲かせる「梅」は、それぞれが生命の力強さや美しさを表します。

・桜

日本の国花として人々に愛され続ける桜は、春の訪れを象徴する花であり、新たな門出を祝う縁起のよい文様です。

・藤

平安時代を代表する貴族、藤原氏の繁栄とともに高貴な花として定着した藤は、「不死」と同じ響きを持つことから長寿や子孫繁栄を意味します。

下向きにしだれるように咲くことから、天と地をつなぐものとしても敬われていたそうです。

吉祥文様②動物

・鶴

鶴は長寿の象徴として知られていますが、夫婦円満の意味もあるそうです。

空を舞う高貴で美しい姿は古くから愛され続け、成人式以外の慶事にもよく使用されています。

・鳳凰

中国から伝わった想像上の鳥ですが、不老長寿や高貴、夫婦円満の象徴として日本でも愛されてきました。

色鮮やかに描かれることの多い鳳凰は、成人式などの晴れ舞台にぴったりの文様とされています。

吉祥文様③器物

・貝桶

貝桶とは、平安時代に流行した貝合わせという宮中遊びで使う貝の入れ物を指します。

二枚一組の貝をしまう貝桶は中世には嫁入り道具の一つになったことから、永遠の契りや夫婦円満を意味し、縁起のよい柄として定着しました。

・御所車/花車

平安時代の貴族の乗り物を御所車といいます。

貴族が用いた道具であることから高貴さや典雅さを表し、婚礼衣装などにも使用されます。

この御所車に溢れんばかりの花を飾ったものを「花車」といいます。

・手毬

平安時代の貴族の遊び道具であった手毬には、高貴なものという意味があります。

また、人生のすべてが丸く収まり上手くいきますようにという願いや、丸々と健やかに育ちますようにという願いが込められた柄でもあります。

・宝尽くし

その名の通り宝物を集めた文様である宝尽くしには、富貴繁栄、開運招福などの縁起のよい意味が込められています。

打ち出の小槌、丁子、隠れ蓑、巻物、花輪違い、金嚢などのお宝がふんだんに描かれています。

いかがでしたか?

今回ご紹介したものは吉祥文様の一部です。

他にも様々な意味が込められた柄がたくさんあるので、気になる方は是非調べてみてくださいね。

かく勇には吉祥文様をあしらったお振袖も多く取り揃えております。

伝統のある古典的なお振袖を着てみたい!

という方は、ぜひかく勇にご来店ください。

最後に

きものかく勇では、かく勇『GW限定振袖展』を開催しております!

お振袖や成人式に関するご質問は何でも受け付けておりますので、お気軽に遊びに来てくださいね♪

スタッフ一同心よりお待ち申し上げております!

夏ももうじきです。

体調など崩されませんよう、お気をつけてお過ごしください。

◇ ◇ ◇

きものかく勇は、豊橋市・豊川市・田原市・新城市・蒲郡市・豊根村・東栄町・設楽町

で成人式のお手伝いをさせていただいております。

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投稿者 verdeoliva

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