はじめに

こんにちは!

きものかく勇です。

暦の上では夏となり、夏の兆しが見える頃となりました。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて本日は、振袖コーデに花を添える半衿についてお話しいたします。

半衿とは

役割

半衿とは、着物の下に着る長襦袢に付ける和装小物です。

幅約15cm、長さ100㎝前後の細長い布で、長襦袢に縫い付けて使用します。

半衿には、首元の汗や皮脂、ほこり、ファンデーションの汚れなどが長襦袢やお振袖に付着するのを防ぐ役割があります。

また、振袖姿を正面から見たときに、視線を集めやすいお顔のすぐ下にあるため、コーディネートのアクセントになる重要なアイテムなのです。

種類

半衿にはいくつかの種類があり、季節やTPOによって素材の異なるものを使い分けます。

最も一般的な半衿は塩瀬(しおぜ)と呼ばれ、お振袖や留袖、訪問着などの幅広い着物に合わせて使用することができます。

光沢のある素材で白を基調にしたものや、金・銀の糸で刺繍が施されているものが一般的です。

正装だけでなく、小紋や紬などの普段着の着物にも合わせることができるので、一枚持っておくと便利です。

そのほかにも、絽(ろ)と呼ばれるものや、縮緬(ちりめん)、麻絽(あさろ)などといった種類があります。

お手入れ方法

半衿は首回りに触れるものなので、きちんとお手入れをしないと汗や皮脂汚れなどが定着し黄ばんで変色してしまいます。

長襦袢から外して洗い、保管しておくことが大切です。

一般的な半衿は柔らかく高級感のある正絹が使用されたものがほとんどですが、正絹の半衿はご自宅の洗濯機で洗うことはできません。

クリーニングに出すのが安全ですが、どうしてもご自宅で洗いたい場合、手洗いをしてください。

長襦袢から半衿を丁寧に取り外したあと、洗面器に水を張り、オシャレ着用の中性洗剤を数滴とかし、軽く押し洗いをします。

汚れが落ちたらすすぎ洗いをし、タオルで水気を取ります。

乾かすときは、直射日光の当たらない場所で干します。

半衿のおしゃれな合わせ方

成人式で着るお振袖に合わせる半衿は、色のついたものや刺繍の入った華やかなものを選ぶ人が多くなっています。

様々なデザインのものがありますが、どんなお振袖にも合わせやすく、コーディネートのアクセントになるのが刺繍入りの半衿です。

細かい模様があしらわれた彩り豊かな半衿は、お顔まわりをぱっと華やかにしてくれます。

小花柄や幾何学模様などの上品な印象のものや、総柄に刺繍が入った個性的なデザインのものなどがあります。

また、最近ではレースの入ったものもあります。

ガーリーでかわいいコーディネートにしたい方にはレースがおすすめです。

合わせ方のポイント

赤を基調としたお振袖には、黒系の半衿でクールに決めてみたり、白地に金刺繍が施された半衿で正統派の古典的な印象にすることができます。

黒や濃い緑、青などのダークトーンのお振袖には、差し色として赤の半衿を合わせると個性的なコーディネートに仕上がります。

白いお振袖にはどんな半衿でも似合いますが、黒い半衿を合わせたシックなモノトーンコーデにするのもオシャレで素敵です。

また、なりたいイメージに合わせて柄を選んでみるのもコツの一つです。

柔らかい印象になりたい方は、優しい色合いの花柄の半衿などが良いでしょう。

レトロで個性的なイメージがお好きな方には、市松模様やチェックなどの直線的な柄がおすすめです。

お人形のようなガーリーで甘い雰囲気になりたい方は、レースのついた半衿がぴったりです。

いかがでしたか?

半衿は振袖コーデの全体の印象を左右する重要なアイテムです。

前撮りと成人式当日の半衿を変えて、違ったコーディネートを楽しむのもいいですね♪

最後に

きものかく勇では、かく勇『GW限定振袖展』を開催しております!

お振袖や成人式に関するご質問は何でも受け付けておりますので、お気軽に遊びに来てくださいね♪

スタッフ一同心よりお待ち申し上げております!

連休明けで疲れがたまる頃ですので、お身体にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。

◇ ◇ ◇

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投稿者 verdeoliva

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