はじめに

こんにちは!

きものかく勇です。

木枯らしが身に染みる季節となりました。

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

いよいよ新年が近づき、成人式の準備のラストスパートを始められている方もいらっしゃると思います。

一生に一度の晴れ舞台だからこそ、「思いっきり可愛い自分」で1日を過ごしたいですよね。

振袖姿を完璧に仕上げるには、ヘアスタイルや小物選びはもちろん、お顔を華やかに見せるメイクも重要なポイントです!

せっかくの主役の日に、いつもの日常メイクのままだと、振袖の華やかさに負けてしまったり、写真で顔がぼやけて見えてしまったりすることも…。

そこで今回、私たちがご紹介するのは、今のトレンドをぎゅっと詰め込んだ「多幸感メイク」✨

内側から幸せが溢れ出ているような、ハッピーオーラ満載の大人かわいいメイクです。

特に、振袖に合わせるためのピンクの賢い使い方を深掘りして、他とは一味違う、洗練されたスタイルをご提案します♪

ぜひ参考にしていただけると嬉しいです!

多幸感メイクの鍵は「血色感」と「透明感」の黄金バランス💖

「多幸感メイク」の基本は、ずばり「血色感」と「透明感」の絶妙な掛け合わせです。

この二つが揃うことで、内側からポッと上気したような、健康的な美しさが生まれ、振袖姿に欠かせない華やぎと上品さを両立させることができます。

①透明感🫧:肌の土台作りから始める光のヴェール

華やかな振袖は、光を反射し、メイクのアラを目立たせてしまうことがあります。

だからこそ、まずは肌の透明感を徹底的に引き出すことが、成功への第一歩です。

まず、ベースメイクの最初のステップとして、トーンアップ効果のあるラベンダーやミントグリーンのコントロールカラーを下地に使いましょう。

特にラベンダーカラーは、日本人の肌が持つくすみを自然に飛ばし、パッと明るい印象にしてくれる優秀アイテムです。

パール入りのものを選ぶと、光を集め、肌の内側から発光しているような自然なツヤ感を演出できます。

ファンデーションは、厚塗りを避けて「素肌感」を大切にすることが、多幸感から遠ざからないための秘訣です。

セミマット〜ツヤ感のあるリキッドファンデーションやクッションファンデーションを、ごく少量、薄く均一に伸ばしましょう。

しっかりカバーしたい部分には、コンシーラーでピンポイントに使う方が、全体として自然で美しい仕上がりになります。

仕上げのルースパウダーは、顔全体に乗せてしまうと、せっかくのツヤ感が消えてしまうため注意が必要です。

テカリやすいTゾーンと、目元のヨレを防ぐために目の下だけに、ブラシで軽く乗せるのがプロのテクニックです。

このひと手間で、崩れにくいけれどツヤはキープされた、理想的な肌の土台が完成します。

②血色感🤍:大人かわいいピンクを味方につける魔法

多幸感を演出する「血色感」は、メインカラーであるピンクの使い方が重要になります。

ただ濃く塗るのではなく、振袖の柄や色に合わせて、質感やトーンを調整することが大切です。

チークは、「多幸感」の最も重要な要素の一つです。

内側から自然に発色しているように見せるために、パウダーよりも、クリームチークやリキッドチークを使うのが今のトレンドです。

指の腹でトントンと優しく叩き込むように馴染ませるだけで、自然な血色感が生まれます。

入れる位置は、頬の一番高い位置、黒目の下あたりを起点に、横長の楕円形、または丸く入れます。

笑った時に一番高くなる位置に入れることで、自然な幸福感が演出でき、写真に写った時もイキイキとした表情に見えますよ🎶

色選びについては、振袖が赤や古典柄で華やかなら、少し落ち着いたコーラルピンクやローズピンクを選びましょう。

逆に、淡い色や現代的な振袖なら、青みがかったベビーピンクを使うと、全体のバランスが取れておすすめです!

多幸感を引き出すパーツ別メイクテクニック🎀

ここからは、目元、口元、そして振袖姿に欠かせないパーツごとの具体的なテクニックをご紹介します。

細部までこだわって、プロの仕上がりを目指しましょう!

①アイメイク👀:光を集めて、うるんだ瞳に ⸝

多幸感メイクのアイメイクは、「盛りすぎず、瞳の美しさを際立たせること」にフォーカスすることが鉄則です。

アイシャドウは、「ラメ」と「マット」の二刀流で奥行きを出します。

まず、まぶた全体に、肌馴染みの良いマットなコーラル系ピンクをふんわりと広げ、肌の透明感を引き立てます。

その上から、黒目の上と、涙袋の中央にだけ、大粒すぎない上品なラメや偏光パールをポンと乗せましょう。

目元が動くたびにキラキラと輝き、まるで泣いた後のような「うるみ感」が生まれ、幸せそうな表情を演出してくれます。

アイラインは、太く引くと一気に古風な印象になってしまうため、まつげの隙間を埋めるように、ごく細いブラウンのアイライナーで「インライン(隠しライン)」を引くだけにしましょう。

これで目力をアップさせつつ、柔らかな雰囲気をキープできます。

目尻は、自分の目の形に沿ってごくわずかに延長する程度に留めてくださいね。

マスカラは、ダマにならないよう、ロングタイプのマスカラを使い、コームで丁寧にとかして一本一本セパレートさせることが大切です。

上下のまつげにしっかりと塗ることで、瞳が大きく、生き生きとした印象になります。

②リップメイク💋:ふっくらと、溢れるジューシーな輝き

多幸感メイクのリップは、みずみずしさが重要です。

「ぷるん」とした、潤いに満ちた口元を目指しましょう。

リップの色は、チークで使ったピンクとトーンを合わせることが、全体の統一感を出すための重要なポイントです。

チークが青みピンクならリップも青みピンク、コーラル系ならリップもコーラル系を選びましょう。

質感は、マットなリップは大人っぽくなりすぎるため、多幸感メイクにはグロスやオイルのようなツヤ感が必須です。

口紅を塗った後、中央にだけ透明なリップグロスを重ねると、立体感とジューシーさが増します。

また、自分の唇の輪郭より、ほんの少しだけオーバーめにリップを塗る「オーバーリップ」にすると、ふっくらとした可愛らしい印象になり、幸せそうな雰囲気がぐっと高まります。

③眉毛⭐️:主張しすぎない「ふんわりアーチ」眉

メイク全体の印象を左右する眉毛は、「細すぎず、太すぎない」ふんわりとしたアーチ型が多幸感メイクには最適です。

アイブロウパウダーの色は、髪色よりもワントーン明るいブラウン系を選びましょう。

眉山をなだらかにし、眉尻を長めに描くことで、大人っぽくも優しい印象に仕上がります。さらに、毛流れを整えるクリアなアイブロウマスカラを使うと、抜け感が出て、より今っぽい顔立ちになります。

振袖の色別!多幸感ピンクの応用テクニック💡

「多幸感メイク」で使うピンクは、振袖の色によって、選び方を変えるとさらに洗練されたトータルコーディネートになります。

①赤・古典柄の振袖の場合

【使うピンク:ディープローズ、コーラルピンク】

赤や古典柄の振袖が持つ「力強さ」や「格調高さ」に負けないよう、メイクでは少し深みのある血色感を与えます。

チークは頬骨に沿って斜めに、大人っぽく入れましょう。

リップも彩度が高めのディープなローズピンクを選ぶと、全体が引き締まり、豪華な振袖に負けない華やかさが出ます。

アイシャドウに使うラメは、ゴールド系のものを選ぶと、古典柄の持つ落ち着きと相性が良いです。

②淡色・くすみカラーの振袖の場合

【使うピンク:ベビーピンク、ラベンダーピンク】

淡色・くすみカラーの振袖の持つ「透明感」や「柔らかさ」を最大限に活かし、儚げで愛らしい多幸感を演出しましょう。

青みがかったベビーピンクやラベンダーカラーをチークやアイシャドウに取り入れると、肌の透明感がさらにアップします。

涙袋はぷっくりと強調し、リップはシアーな質感のピンクで、みずみずしい印象に仕上げます。

全体を淡いトーンでまとめると、統一感と上品さが出ますよ。

③緑・青など寒色系の振袖の場合

【使うピンク:青みピンク、マゼンタ】

緑や青などの寒色系の振袖は、顔色が悪く見えがちになることがあるため、メイクでしっかり血色感女性らしさをプラスすることが重要です。

チークとリップには、寒色に映える青みピンクや、少しビビッドなマゼンタカラーを思い切って使ってみてください。

この「大胆な血色感」が、寒色をよりおしゃれに、そして顔色をパッと明るく見せてくれます。

目元はブラウン系で締めつつ、涙袋のピンクを強調するとバランスの取れた、今どきのスタイルになります。

💡メイクの仕上がりを格上げ!プラスワン・テクニック

特別な一日のメイクは、細かなテクニックで仕上がりをグッと格上げできます。

〜計算された「水光肌」を生み出すハイライトの使い方〜

「ツヤ」は多幸感メイクの最大のポイントです。

ハイライトを戦略的に使い、光を操りましょう。

使うハイライトは、ギラギラしたラメではなく、肌に溶け込むような、きめ細かいパールシャンパンゴールド系を選ぶと、「水光肌」のような美しいツヤが生まれます。

ハイライトを入れる場所も重要です。

チークの上側、目の外側のCゾーンに沿って、ブラシでふわっと乗せましょう。

また、鼻筋にT字で入れるのではなく、鼻の付け根のくぼんでいる部分に「点」で入れると、洗練された立体感が出ます。

さらに、上唇の山の部分(M字の部分)に軽く乗せると、リップの立体感がさらに増しますよ♡

〜メイクキープミストで「多幸感」をロック!〜

振袖を着て過ごす特別な日は、朝から夜まで長時間になりますから、メイク崩れは避けたいですよね。

メイクの最後に、メイクキープミストを顔全体にシュッと吹きかけることを強くおすすめします。

これにより、メイクが肌にしっかりと定着し、乾燥や皮脂による崩れを防いでくれます。せっかく仕上げた「多幸感」を長時間キープするための、必須のひと手間です!

いかがでしたか?

今回は、振袖姿を最高に輝かせる「多幸感メイク」を徹底解説しました。

振袖は、日本の伝統的な美しさを体現する特別な衣装です。

それに合わせたメイクは、あなたの持つ可愛らしさ、美しさ、そして大人としての初々しさを最大限に引き出し、記憶に残る一日をサポートしてくれます。

メイクであなたの自信を高めて、最高の笑顔と輝きで特別なハレの日を過ごしてくださいね❤︎

ぜひ参考にして頂けますと嬉しいです!

結びに

お振袖や成人式に関するご質問は何でも受け付けておりますので、お気軽に遊びに来てくださいね♪

スタッフ一同心よりお待ち申し上げております!

寒い日々が続いております。

お身体にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。

きものかく勇は、豊橋市・豊川市・田原市・新城市・蒲郡市・豊根村・東栄町・設楽町

で成人式のお手伝いをさせていただいております。

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投稿者 verdeoliva