はじめに

こんにちは!

きものかく勇です。

行く夏を惜しむように、ひぐらしの声が聞かれる頃となりました。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

本日のブログでは、お振袖を着る際に必要な和装小物についてご紹介いたします。

お振袖は外から見えない部分にもたくさんの小物や道具を使います。

安心して準備を進めていただけるよう、コーディネートの一部になる物と、着付けの際に必要な物に分けてご説明していきます。

コーディネートの一部になる小物

外から見える部分で、着姿を華やかにする役割を持つ小物をご紹介します。

<袋帯>

表地と裏地を縫い合わせて袋状になった帯を袋帯と呼びます。

お振袖を着る際には、この袋帯を使用します。

<長襦袢>

お振袖のすぐ下に着用するもので、お振袖に汗や皮脂汚れなどが付くのを防ぐ役割を持ちます。

袖口から少し見えるため、コーディネートアイテムとしても要素も持っています。

<半衿>

半衿は長襦袢の襟元に縫い付けて着用します。

汗や皮脂、ファンデーションなどの汚れからお振袖を守ります。

刺繍入りや柄入りなどデザイン性の高いものも多く、コーディネートのアクセントになります。

<重ね衿>

長襦袢とお振袖の間に入れる飾りで、重ね着をしているように見せてくれるアイテムです。

差し色としてアクセントにしたり、レースやフリル、パール付きなどモダンなテイストのものも多くあります。

<帯揚げ>

帯の上部分に見える布で、ボリュームのある総絞りのものや、レースのついたものなど様々な種類のものがあります。

結び方や素材、色によって個性を出せるアイテムです。

また、後述する帯枕を包んで隠す役割も持っています。

<帯締め>

帯の真ん中に締めて、帯の崩れを防ぎます。

帯やお振袖との配色を意識すれば、コーディネートを引き締めたり華やかにしてくれます。

<ショール>

寒い時期の成人式には、防寒の役割を持つショールがあると便利です。

ふわふわした白いショールが定番ですが、ベルベットのものや、お色はグレー、黒など色んな種類のものがあります。

着付けに必要な小物・道具

次に、お振袖の着崩れを防いだり、汚れを防ぐ小物をご紹介します。

<肌襦袢>

下着の上に着用するもので、セパレートタイプとワンピースタイプがあります。

着やすい方を選んでくださいね。

<衿芯>

長襦袢の襟部分に通して使用するものです。

首元の後ろがスッキリとし、型崩れも防ぎます。

<腰紐>

お振袖がはだけないように固定するものです。

お振袖のほかに、長襦袢を着る際にも使用するので、5~6本あると安心です。

<コーリンベルト>

ゴムの両端にクリップがついたもので、襟元を整えて着崩れを防ぐ役割を持ちます。

1~2本使用することが多いですが、不安な場合は多めに準備しておくと良いでしょう。

<伊達締め>

腰紐の上に巻いて安定させるための道具です。

長襦袢用とお振袖用の計2本が必要です。

<帯板>

帯の土台となる道具で、お腹側と背中側の両側に使用します。

帯板を使うことで帯の表面がきれいに見えます。

<帯枕>

帯結びの形を整え、ボリュームを出すために使用する道具です。

帯揚げに包めば外から見えなくなるので、安心して使いましょう。

<三重紐>

一本のゴム紐の中間部分が三重になっているものです。

間に帯を通して固定することで、様々な帯結びのアレンジが可能になります。

<足袋>

つま先が二股に分かれた靴下のようなもので、草履を履く際に必要です。

刺繍入りのものなどもあるので、足元のおしゃれも楽しむことができます。

いかがでしたか?

お振袖を着るときは、たくさんの和装小物を使用します。

着付け当日に慌てることがないよう、必要なものを事前に確認しておいてくださいね。

最後に

きものかく勇では、かく勇『8月夏の新作振袖会』を開催しております!

お振袖や成人式に関するご質問は何でも受け付けておりますので、お気軽に遊びに来てくださいね♪

スタッフ一同心よりお待ち申し上げております!

暑さ厳しき折から、どうぞお身体をおいといください。

◇ ◇ ◇

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投稿者 verdeoliva

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